近年、CBDの美容効果や健康への効用が注目されており、日本の芸能人でも始めている方が増えています。また、海外では、多くのアスリートやセレブが生活に取り入れています。
注目するべきは、怪我の多い格闘技なども積極的にCBDを取り入れているそうです。そんなCBDですが、この記事では、CBDが肩こりや腰痛に効くのかどうかに関して詳しく解説していきます。
そもそもCBDとは何か簡単に解説していきます。
CBDとは?
CBDとは、植物の麻に含まれている「カンナビノイド」という物質の1つであり、カンナビジオールという成分のことです。麻の茎や種子から抽出します。
CBDには、マリファナなどで知られる精神への作用はなく、また、依存性もありません。そのため、日本においてCBDに対する規制はなく、合法とされています。美容や健康にいいという研究結果が数多く発表されています。
主なCBDの効果は、リラックス効果、睡眠改善、美容効果などです。それ以外にも、抗炎症機能など様々な効果が期待されます。
更にCBDに関して詳しく知りたいと言う方は、次の記事で詳しく解説しているので是非ご覧ください。
まず、肩こりや腰痛ってどういった症状なのか説明していきます。
肩こり・腰痛はどういった症状か
実は、肩こり・腰痛は、人間が四足歩行から二足歩行に進化したことが原因とも言われています。また、運動不足によって筋力が低下すると、身体を支えるの難しく、ますます腰痛になりやすいそうです。
肩こりとは
メカニズム
肩こりとは、次のメカニズムで発生します。
「筋肉に負担がかかる」→「筋肉が緊張する」→「疲労物質が溜まり筋肉が膨張」→「血管を圧迫し血行不良」→「酸素や栄養が不足する」→「更に疲労物質が蓄積」→「疲労物質が抹消神経を刺激」
人間の頭の重さは、体重の10〜15%と言われており、体重が60Kgの場合、6Kg〜9Kgとなります。この重さを、首や肩の筋肉で支えているため、PC作業などで同じ体勢を続けていると筋肉に負担がかかってしまうのです。
肩こりの原因
姿勢の悪さ、運動不足、目の疲労、歯の噛み合わせ、ストレスなど。
実は、目の疲労も肩こりの原因となり得るのです。目の疲労は、交感神経を刺激することで筋肉を緊張させるために、回り回って肩こりの原因となります。
また、ストレスを感じる事によって、交感神経が優位になるため、目の疲労と同じ理由で肩こりに繋がります。
腰痛とは
実は、腰痛は、約85%は、原因不明の腰痛とされているそうです。
約15%:特異的腰痛(原因がわかる腰痛)
約85%:非特異的腰痛(原因がわからない腰痛)
特異的腰痛
腰痛で病院に通った際に、レントゲンやMRIを撮ることがあると思います。その際に、原因がはっきりわかるのが特異的腰痛です。特異的腰痛には、「腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症」などが該当します。
腰椎椎間板ヘルニア(よつついついかんばん)は、比較的若い人が起こりやすいです。部活などスポーツをしている人は、メンバーが腰椎椎間板ヘルニア患ってしまったという話をよく聞いたことがあると思います。
背骨の間にある椎間板は、線維輪と髄核でできていおり、背骨同士を繋ぐクッションのような役割を果たしています。この、ゼリー状の髄核が、何らかの負荷によって外部に出ると周辺にある神経を刺激して、症状が生じます。
腰部脊柱管狭窄症は、比較的中高年の方が発症することが多いです。
そもそも脊柱管(せきちゅうかん)とは、椎骨が連なってできたトンネル上の管のことです。この管の中には、脳から続く脊髄神経が詰まっており脳脊髄液で満たされています。
老化などによって椎間板や腰椎が変形して、脊柱管が狭くなると、内部にある神経が圧迫されて、痛みが生じます。この神経は、脚部にも影響するため、脚が痛んだり、痺れが起こることもあります。
非特異的腰痛
次に、検査では原因を特定することができない非特異的腰痛に関して、解説していきます。
急性の腰痛である「ギックリ腰」もこの非特異的腰痛に分類されます。急に身体に無理のある運動をした時に起こる腰痛は、腰回りの組織が損傷したりすることによって起こっていると言われているが、具体的に損傷箇所などを特定するのが困難です。
中腰などの悪い姿勢が長時間続いたり、筋肉に負担のかかるような同じ動作を繰り返すと、筋繊維が傷ついたり、背骨や腰回りの組織に歪みが生じます。これにより神経が圧迫されて腰痛が引き起こされます。
これらの腰痛は、十分に休息が取れなかったり、ストレスなどの心理的な要因によっても長期化すると言われています。
肩こりや腰痛に関して、簡単に説明してきましたが、本題である、これらの症状に対して、CBDがどう有効なのか解説していきます。
CBDが肩こりや腰痛に有効な理由
CBDが肩こりや腰痛に有効とされている理由は、主に以下であると言われています。
- 抗炎症作用、鎮痛作用
- ストレス軽減、睡眠改善効果
抗炎症作用、鎮痛作用
CDBには、抗炎症作用・鎮痛作用があります。これは、CBDがエンドカンナビノイドシステム(ECS)へ効果的であることが関与しています。
そもそも人間の身体には、神経細胞の活動調整に影響を与えることで、睡眠や免疫反応、痛みへの調整、ストレス適応などを適切にさせるエンドカンナビノイドシステムが存在しています。
体内で分泌される内因性カンナビノイドや、植物由来のカンナビノイドが、身体の全身に存在するカンナビノイド受容体に作用することで上記のような効果が得られます。
CBDには、内因性カンナビノイドの分泌を促進させたり、他の神経伝達物質の受容体を活性化や抑制させる効果があります。
2010年に行われたアメリカの研究者による実験にて以下の結果が証明されました。
「免疫システムの誤作動により健康な細胞に炎症が引き起こされる自己免疫疾患などでCBDを使用すると、免疫系を抑制することで炎症が軽減される」
また、変形性関節症の犬にCBDを投与した結果、鎮痛効果が見られたという研究も行われたそうです。
ストレス軽減、睡眠改善効
CBDには、不安感や幸福感を調節するセロトニンの作用を促進する働きもあることから、CBDを摂取することによって、ストレス軽減や睡眠の質の向上も期待できます。
ヒトに対して、肩こりや腰痛の改善に繋がったことを証明するような臨床試験は行われていませんが、上記のようなCBDの特性から、効果が見込まれるのではないかと言われています。
また、海外のアスリートは、怪我や痛みの軽減にCBDを含むクリーム、バームなどを塗り、セルフケアを行なっている場合も多いそうです。
おすすめのCBD製品に関して
慢心的な全身の痛みに対しては、経口摂取するタイプのCBD製品がおすすめです。
一方で、肩こりや腰痛などある程度、痛みのある場所がわかる場合は、患部に直接塗り方が効果的である可能性が高いです。そのため、CBDオイルやクリーム、バームがおすすめです。
CBD製品を始めてみたいが、何から始めたらいいかわからない、そもそもCBDに関してもっと知りたいという方は、ぜひ、次の記事を参考にしてみてください。
CBDは大麻草から抽出された成分のうち、リラックス効果や鎮静効果が認められたもので、現在は医療業界から注目を集めています。
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