CBD用語

【用語解説】アントラージュ効果についてわかりやすく解説します

フルスペクトラムCBDやブロードスペクトラムを検索すると必ずと言っていいほど出てくるのが、この「アントラージュ効果」ですよね。

でも、調べれば調べるほど、専門的な用語が出てきて困ったという人は多いのではないでしょうか?

この記事では、そんなアントラージュ効果を宇宙一わかりやすく解説したいと思います。

ぜひ参考にしてみてください!

アントラージュ効果を一言でまとめると

アントラージュ効果を一言でまとめると、

CBD単体ではなく、そのほかの色々な成分と一緒に摂ると、効果が上がる

と言うものです。

ちなみに、アントラージュとはフランス語で「側近」とか「取りまき」を意味しています。

アントラージュ効果の概要

アントラージュ効果とは、CBD製品の中でも最大の成分であるCBDだけを摂取するよりも、麻に含まれるカンナビノイドやテルペン類などと一緒に摂取することで、相互作用により更なる効果が得られることを指します。

例えば、酢豚に入っているパイナップルは豚肉を柔らかくして、吸収を助けてくれます。そのため、豚肉とパイナップルを別々に食べるよりも一緒に食べるほうが効率が良いのです。

こんな感じで、一緒に複数の成分を摂取することで効果が上がる効果をアントラージュ効果と言います。

アントラージュ効果のメリット

アントラージュ効果のメリットは、ズバリ「CBDの使用量を抑えることができる」ことです。

CBD製品は、少量とはいえ依存性があることが知られています。そのため、度を越した摂取量はお勧めできません。

特に、CBD単体で摂取をするとある一定量を超えた段階で効果のピークが訪れ、その後は効果が減少していくことが知られています。

そのため、CBD単体で摂取をしているとどうしても摂取量が増えてしまうことがあります。

これに対して、アントラージュ効果をうまく使えば同じ効果を得るためにCBDを大量に摂取する必要がなくなります。

また、CBDの摂取量が減ると言うことは、非常にコストパフォーマンスが高いことでもあります。

アントラージュ効果はどの製品の特徴?

アントラージュ製品を感じることができるのは、以下のような製品です。

  1. フルスペクトラム製品
  2. ブロードスペクトラム製品

フルスペクトラムとは、麻に含まれているCBD以外の有効成分(テルペンやフラボノイド) などの複数成分を含んだエキスを配合したタイプの商品です。

アイソレートとは、CBDオイルを抽出したもので、アントラージュ効果はありません。

ブロードスペクトラムは麻からいくつかの成分を抽出したもので、フルスペクトラムとアイソレートのちょうど中間と覚えておくと良いでしょう。

これらのうち、アイソレートを使っている人は、フルスペクトラムやブロードスペクトラムを試してみることをお勧めします!

フルスペクトラム、ブロードスペクトラム、アイソレートは製造方法・製造過程によって違いが生じます。詳しく解説している記事があるので、参考にしてみてください。

アントラージュ効果の課題とこれから

アントラージュ効果にも、もちろんメリットばかりではなく、デメリットもあります。

ここからは、そんなアントラージュ効果の課題について解説していきたいと思います。

アントラージュ効果のあるものは苦い?

アントラージュ効果の高い製品は、植物のエキスが複数入っているため、いわゆる「植物っぽい」風味が強いです。

イメージで言うと、草の味というか、葉っぱっぽい味がします。

慣れてくると、パクチーのようにあの風味がたまらない!となってくるのですが、慣れるまでは少しキツイと感じる人もいるかもしれません。

苦手な人は、風味の弱いものから始めるか、フレーバーのついたグミなどから初めてみることをお勧めします!

効果の測定が難しい

アントラージュ効果の話を聞いた時に、感の良い人ならこう思ったのではないでしょうか?

「そんなに良いものなら、いくつかの効果的な成分を混ぜた商品を出して欲しい!」

こう思うはもっともですが、話はそう簡単ではないのです。

アントラージュ効果は複数の成分が関与しているため、どの成分がどのような効果を及ぼしているかを明らかにするのは非常に大変です。

また、使っている人の体調であったり年齢、気分などによっても左右されるため、再現性を保つことが難しいのです。

この再現性というのは臨床研究において重要視されているため、アントラージュ効果の研究は発展途上だというわけです。

それでも着実に研究は進んでいるため、将来の可能性が期待されています!

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