学生から社会人まで、歳を問わず、ストレスと身近にあるともいます。学校や会社で競争があったり、人間関係などでストレスを感じる機会も多いですよね。
しかし、自分がどのくらいストレスを感じているのか、ストレスによってどんな問題が引き起こすのか、意外と詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。
ストレスのことをしっかり理解して、体調管理をしていきましょう。
この記事では、ストレスに関して詳しく、以下のポイントを中心に解説していきます。
- ・ストレスとはなにか
- ・ストレスを感じる仕組み
- ・ストレスによる影響
- ・ストレスチェック
- ・ストレスを解消するには?
ぜひ、最後までお読みください。
ストレスとは?
そもそもストレスとは、外部から受けた刺激によって緊張状態になることです。この外部からの刺激には、様々な種類があります。
環境的な要因:天候や騒音、
身体的な要因:病気や睡眠不足
心理的な要因:不安や悩み
社会的な要因:仕事量や人間関係、環境の変化
ネガティブな要因がストレスの原因となることはなんとなく分かりますが、意外にも、ポジティブな要因でもストレスの原因となりうるのです。例えば、結婚や妊娠、個人的な成功、長期休暇、昇進など、自分の生活に変化を生み出すイベントはストレスの原因となることもあります。
日本成人病予防協会のストレスに関するサイトに、ストレスの要因となるストレッサーが詳しく整理されていました。
ストレスを感じる仕組み
ストレスを感じ取るのは、脳内にある、大脳辺縁系の篇桃体です。生活するうえで感じた、怒りや悲しみ、変化に対して、過剰に我慢すると、この大脳辺縁系の篇桃体へストレスがかかります。
この、篇桃体へのストレスが、視床下部を経て、脳幹に伝わり、自律神経症状が生じます。自律神経症状には、筋肉の緊張や、動悸、めまい、不眠症などがあります。
アドレナリンや副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)などのホルモンが分泌されて、ストレスへの適応反応が起こります。
ストレスに強い人、弱い人がいるのは、ストレッサーによって身体への負担がどのくらいになるのか、また、ホルモン分泌などストレスへの適応力の差などによって、違いが出ます。
ストレスホルモンに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。
アリナミン製薬のHPにストレスに強い人、弱い人の特徴が記載されていました。周りの人を考えてみても、結構当てはまるのではないでしょうか。プライドが高い人は、ストレスに弱い可能性があるというのが意外ですよね。
- 自己肯定感が高い人
- 主体的な人
- 楽観的な人
- 外交的な人
- 心配性な人
- 真面目すぎる人
- 几帳面な人
- プライドが高い人
- 頑固な人
- 断れない人
誰しもストレスは感じると思いますが、過剰なストレスを感じると、様々な症状を引き起こします。具体的にどんな症状を引き起こすのか、説明していきます。
ストレスによる症状
ストレスによって引き起こされる症状は、主に「身体面、心理面、行動面」の3つに分類できます。それぞれの分類に対して、ストレスによる症状をまとめてみました。
身体面に関して
倦怠感、肩や首が凝る、偏頭痛、めまいがする、眼精疲労、吐き気、嘔吐、下痢、便秘、動悸、息切れ、食欲低下、寝付きが悪い、眠りが浅い、手足のしびれ、生理不順、など
心理面に関して
やる気低下、集中力低下、同じことばかり考える、極端に自責になる、イライラする、不安感の醸成、気分が落ち込む、人に会いたくない、何をするにも億劫、など
行動面に関して
暴飲暴食、喫煙回数の増加、ひきこもり、仕事でのミス、遅刻や早退が多くなる、あらゆる面でのヒヤリハットの増加、など
ストレスチェック
ストレスによる症状は、自死などにも繋がるため社会問題となっています。ストレスチェックを行うことで、症状が悪化する前に対策を打てるため、ストレスチェックは非常に重要です。
「労働安全衛生法」という法律で、労働者が50名以上いる事業所では、毎年1回は、ストレスチェックを行うことが義務付けられています。(ストレスチェック制度の義務化)ただし、契約期間が1年未満の方や、労働時間が通常の所定労働時間の4分の3未満の方は対象外です。
厚生労働省のこころの耳が提供している「ストレスチェック」があるので、ストレスを感じているなと思う方は是非以下のリンクからストレスチェックをしてみてください。
5分でできるストレスチェックは以下。
5分でできる職場のストレスチェック – こころの耳 – 厚生労働省
簡易版の3分でできるストレスチェックは以下。
ストレスを解消するには?
ストレスを解消するための、方法を簡単にまとめてみました。
- 適度な運動をする
- 十分な睡眠をとる
- バランスの取れた食事をとる
- 朝食をしっかり、夕食を抑える
- ペットを飼う
- アロマ等によるリラックス
- サプリメントを摂取する
1番有効なのは、食事や運動、睡眠をしっかり行うことです。しかし、仕事で忙しかったり、ストレスで睡眠を取りたくても取れないという方も中にはいると思います。そのため、アロマやサプリメントなどをうまく取り入れて健康を維持するのは重要だと思います。
サプリメントに関して、最近はCBDという成分が注目されています。CBDはカンナビジオールといわれ、麻(大麻草)の茎や種子から抽出される厚生労働省公認の安全な健康成分です。
精神へ与える作用(精神作用)や中毒性がないことで知られており、医療や健康・美容業界から注目を集める成分です。
CBDを摂取することで、「ストレス軽減、不眠症の緩和、肌トラブルの改善」など様々な効果が期待されます。
是非、自分にあったストレスとの向き合い方を探し、健康的な日々を送ってください。
CBDは大麻草から抽出された成分のうち、リラックス効果や鎮静効果が認められたもので、現在は医療業界から注目を集めています。
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