CBDとはカンナビジオールの略で麻から抽出される成分です。日本ではこの成分は合法とされており規制対象ではありません。
CBDに関しては1000件以上を超える研究がされており、リラックス効果や鎮痛作用なの様々な効果が期待されると注目を集めています。
このCBDが禁酒や減酒に効果的であると話題になっています。この記事では、CBDが本当にアルコール依存症に効果なのかを解説していきます。
アルコール依存症とは?
アルコール依存症とは
アルコール依存症を一言で表すと「飲酒の制御が困難になる病気」です。アルコール依存症になるプロセスは一般的に次のようになると言われています。
- 常習的な飲酒や飲酒機会増加によるアルコールへの耐性を獲得
- 以前より飲酒量が増え、シラフ時に不快な症状を起こす
- 次第に飲酒の制御が困難になる
- 身体・精神・社会的に問題が生じても飲酒を続けてしまう
重症化すると体内のアルコール濃度が下がってくると、自律神経系の症状や情緒障害、手の震え、幻覚など様々な症状が見られます。これは「離脱症状」と言われる状態です。
アルコール依存症の患者数
アルコール依存症患者は100万人以上と言われています。しかし、100万人のうち治療を受けているのは5万人であるため、5%しか病院に行っていないことになります。
また、身体・精神・社会的のなんらかの問題を引き起こすアルコール依存症の予備分は1000万人を超えると言われています。
適切な飲酒量とは
そもそもどのくらい飲酒をしたら飲み過ぎというのか疑問に思う方もいると思います。一般的に適切な飲酒量とは、以下になります。
厚労省では、日本人の節度のある適度な飲酒量は、1日平均アルコール約20g程度と定義されています。飲み過ぎの飲酒量は、1日平均アルコール約60g以上とされています。
禁酒によるメリット
禁酒によるメリットはたくさんあります。
肝臓や胃、腸といった内臓を休める
お酒を飲まない日を休肝日というので、禁酒による肝臓への影響はわかると思います。ロンドンの研究機関による研究では、禁酒すると肝臓脂肪が平均15%、最大20%の減少が確認されたそうです。
また、アルコールは胃や腸でも吸収されるため、これらの粘膜はアルコールによってダメージを受けてしまいます。そのため、禁酒することで胃腸の調子を整えることもできます。
睡眠の質が向上する
寝れないから、晩酌をする、寝酒をするという方も一定数いると思います。確かに、アルコールの麻酔効果によって脳の活動が低下するため、入眠はスムーズに行えます。
しかし、アルコールが代謝される過程で脳が逆に活性化したり、代謝によって生じるアセトアルデヒドが血圧や脈拍に影響を与えることによって、睡眠のリズムが崩れます。
そのため、飲酒によって後半で浅い眠りが続き、途中覚醒を招きます。
メンタルヘルスの向上
禁酒によって睡眠の質が向上すると、セロトニンやメラトニンといった幸せホルモンのバランスが良くなります。睡眠時にメラトニンが正常に生成されると、起きている時にセロトニンの分泌が良くなりメンタルが安定します。
飲酒によってストレス発散をしていると、アルコール飲まないとメンタルを維持できないことに加えて、睡眠の質が低下するため、かえってメンタルが不安定になってしまします。
ダイエット効果
お酒は意外と高カロリーであるため、禁酒によってダイエットが可能です。
美肌に繋がる
オックスフォード大学の研究チームが発表した論文によると飲酒は、細胞レベルで身体の老化を加速させている可能性があるとのことです。
これは老化物質である「AGEs」がアルコールによって生成されることによるものです。アルコールの分解によって生じたアセトアルデヒドがタンパク質と結合して、AGEsが生成されます。
飲酒機会が多い人ほど体内に多くのAGEsが蓄積されているそうです。これによって肌の弾力が失われたり、シミや黄ばみを引き起こしてしまいます。
「AGEs」とは、終末糖化産物といい、体内に蓄積された過剰な糖分とタンパク質が結合してできたものです。これは「活性炭素」や「酸化ストレス」で知られるエイジング・老化を促進させる物質の一種です。
AGEsはいわば「体の焦げつき(糖化)」です。AGEsは、不適切な食生活、生活習慣、運動不足によって蓄積が進みます。蓄積が進むことによって、シワ・くすみ・たるみや骨粗鬆症など様々な部位で老化が進みます。
AGEs蓄積を抑制するためには糖化を抑えるαリボ酸という物質が有効です。これは野菜類やきのこ、海藻類に含まれるため食事やサプリメントで摂取することがおすすめです。
禁酒には多くのメリットがあることが分かります。
CBDがアルコール依存症に効果的なのか
「Journal Frontiers in pharmacology」に投稿された論文によると、CBDと摂取することによって飲酒を抑えること可能性があることが分かったそうです。
CBDが飲酒を抑える効果がある可能性があるのは、CBDの次のような効果によるものと考えられます。
ストレス軽減
CBDにはストレスを緩和する効果があります。日々のストレスを発散するために飲酒している方も多いため、CBDを摂取することによってアルコールの摂取量を減らすことができます。
衝動性を抑える
CBDはリラックス効果によって、衝動性を減少させる作用があります。不安やストレスによって衝動的に飲酒をするということを抑える効果があります。
アルコール依存症になる方は、うつ病や精神不安定などといった精神的な問題を抱えている方も多いため、CBDによるメンタルヘルスによって飲酒量を抑えることができるのは理にかなっているように思えます。
CBDはアルコールと一緒に摂取してもOK?
CBDによってアルコールの摂取量を抑えることができるということを説明してきましたが、CBDはアルコール一緒に摂取しても問題ないのでしょうか。
結論、一緒に摂取しても問題ありません。
また、研究論文にはCBDをアルコールと一緒に摂取したことによって、血中のアルコール濃度が低くなったという研究結果も出ており、健康にいい影響を与える可能性もあるそうです。
個人差はあると思いますので、万が一異常があった場合は、直ちにやめて、お医者さんに相談するようにしてください。
おすすめのCBD商品は?
本気で禁酒や減酒をするのであれば、濃度の高いCBDを摂取する方が効果があります。
内容量 | 10ml |
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CBD含有量 | 1000mg |
原材料名 | オーガニックMCTオイル |
製造元 | Naturcan株式会社 |
個人的におすすめなCBDオイルはネイチャーカーン社のものです。高品質・高濃度のCBDを提供しています。公式HPで安く購入可能です。
他にもコスパがいいCBDなど、おすすめのCBDなどを紹介してる記事があるので、ぜひ参考にしてみて下さい。
まとめ
・禁酒によるメリットは、肝臓や胃腸の調子を整える、睡眠の質向上、メンタルヘルスの安定、ダイエット効果がある、美肌に繋がるといった沢山の効果がある。
・CBDはアルコール依存症や禁酒に効果がある可能性がある。
ストレスや眠れないからという理由でお酒に依存してしまっている方は、徐々にお酒ではなくCBDを摂取することで、健康的な身体・精神を手に入れましょう。
CBDは大麻草から抽出された成分のうち、リラックス効果や鎮静効果が認められたもので、現在は医療業界から注目を集めています。
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