そのそも薬物検査ってどんな種類・方法がある?
主な薬物検査は以下です。
- 尿検査
- 血液検査
- 毛髪検査
- 口腔液・唾液検査
- 呼気検査
尿検査
特徴
尿検査は身体への負担がなく、手軽で迅速に検査できます。また、検出できる薬物の種類が多いことから最も利用される検査方法です。
検出期間
薬物使用後、3〜5日以内であれば検出可能。薬物によってはそれ以前でも可能です。毎日摂取する人で、10〜15日、それ以上のヘビーユーザーは1ヶ月以上でも検出されることがあります。
血液検査
特徴
血液検査は侵襲性が高いためそれほど行われません。
検出期間
薬物使用後、数時間以内であれば検出可能です。THCの血漿中濃度は、吸引後3〜8分で最大値に達し、吸引後30分後ほどで半減期を迎えるそうです。
毛髪検査
特徴
一般的にはあまり毛髪検査は用いられません。しかし、薬物の常習性を探る効果的な検査方法です。毛髪の成長と同時に血液中の薬物も毛髪内に取り込まれて行くため長期的に薬物が残留します。
トの毛髪は1ヶ月あたり約1cm強伸びると言われているので、毛髪を分割して分析することで、使用頻度やおおよその使用時期が推定できる場合もあります。
検出期間
薬物によっては、使用後100〜120日以内であれば検出可能です。
口腔液・唾液検査
特徴
唾液などに含まれる薬物を検査します。
検出期間
薬物使用後、2〜3日以内であれば検出可能。薬物によってはそれ以前でも可能です。
CBDは薬物検査で引っかかるのか?
CBDの成分は薬物検査では引っかかりません。
そもそも、大麻・マリファナ関連で検査の対象となる物質は、THCカルボン酸体と呼ばれる大麻代謝物です。
そのため、CBD製品にTHC成分が含まれてしまっている場合は、検出されることがあります。しかし、日本に正規ルートで輸入されているCBD製品には、THCが含まれていません。
CBDが体内で代謝される過程で、THCに変換されて検出される可能性があるのではないかと心配な方もいると思います。しかし、厚生労働省の調査で、CBDが摂取・代謝される過程で、THCに変換されて検出されることはないと報告しています。
体内残留期間はどのくらい?
摂取量や摂取頻度、体型や体質などによって体内残留期間は異なります。目安としてのCBDとTHCの体内残留期間は以下になります。
CBDに関して
一般的に、CBDをたまに摂取する程度の方は、CBDが1日で代謝されて体外に排出されます。
日常的に摂取されている方のCBD体内残留期間は2日~5日間で、多くの人はCBDが1週間程度で体外に排出されます。
THCに関して
THCは体内に摂取された後、代謝され、THC代謝物として尿中に排泄されることが知られています。一般的にTHC摂取後1週間程度、検査可能な量が尿中に排泄されるが、常習者においては、3ヶ月を超えて検出される例があることが知られています。
安全なCBD製品を選ぶためには?
CBD自体には違反性はないが、粗悪なCBD製品であれば、THCが含まれる可能性もあるため安全なCBD製品を見極めるための知識は重要です。
必ずTHCが含まれていないTHCフリーの製品を購入するようにしましょう。
海外から大麻関連の製品を輸入する際には、厚生労働省に輸入許可申請を行う必要があります。輸入認可を得るための条件は以下です。
- 大麻草の葉、花穂、枝、根等を使用していないこと
- 産業用ヘンプの成熟した茎もしくは種をのみが原料であること
- 「証明書・成分分析書・写真等」の必要書類が揃っていること
あくまで、厚生労働省が認可をおろしているのは、輸入の認可であるため、製品そのものの安全性を保証しているわけではありません。そのため厚生労働省の認可がおりているからと言って妄信するのではなく、しっかり自分で安全を確認しましょう。
では、どういった製品を選ぶべきか。製品自体の安全性を第三者機関にによって証明されている製品を選ぶようにしましょう。確認方法は、以下になります。
- 製品のラベルや仕様書
- 第三者試験機関の分析証明書
第三者機関による分析証明書には、日本化粧品協会のカンナビノイド審査委員会が発行している「特定違法物質審査済証」などがあげられます。
しっかり成分分析されていて、安全が証明さているものを選ぶようにしましょう。
CBDは大麻草から抽出された成分のうち、リラックス効果や鎮静効果が認められたもので、現在は医療業界から注目を集めています。
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