近年、注目を集めているCBDは耳にしたことがある方も多いと思います。CBDは、大麻草から抽出されるカンナビノイドという成分の１つです。
同じカンナビノイドの中でも貴重であるCBNという成分も効果が高いことから、人気を集めつつあります。
この記事では、そんなCBNがなにか、成分や効果、CBDとの違いに関して解説していきます。
CBNとはなにか
CBNとは何か？
CBNは、大麻草(ヘンプ)から取れるカンナビノイドの一種です。CBD、THC、CBNはカンナビノイドの三大成分とされています。
CBDと比較して、ヘンプから取れる量が少なく、ヘンプ全体の1％未満の量しか取れません。そのため、CBNはレアカンナビノイドとして知られています。
実は、CBNの元になっている成分は、精神作用を及ぼし違反物質に認定されているTHCです。THCを酸素、光、適切な温度化にさらすことで、CBNが生成されます。
CBNは違法なのか？
結論、CBNは合法の成分です。CBDと同様に摂取しても問題ありません。
CBNは、酸化したTHCが分解されて出来たものであるため、THCの効力は弱く、依存性や幻覚症状を引き起こすということはなく、安全と言われています。
そのため、日本ではCBNは、違法薬物として認定されておらず、安心して使用することができます。
CBDとの違いは何か？
CBDは、大麻草の茎や種子から抽出されるのに対して、CBNは酸化したTHCを分解して生み出される副産物です。
CBNの効果
CBNは、THCの1/4〜1/10の精神作用があるとされており、CBDと比較すると、鎮痛作用やリラックス効果が高いです。
また、カンナビノイドの中でも、「テルペン」との相性が最も高く、相乗効果(アントラージュ効果)が期待できます。
※CBDと比較して、効果などが高いため、車の運転などの予定がある場合は、使用を控えましょう。寝る前などの摂取がおすすめです。
具体的には次のような効果が期待できます。
抗炎症作用
2004年に米国にて報告された研究では、CBNが関節炎を患っているラットの炎症を軽減させたとあり、抗炎症作用があることがわかります。
また、2009年に論文として報告された研究では、CBNがアレルギー性の喘息などの炎症性疾患に対する治療に効果があったと発表しています。
しかし、現状、抗炎症の治療目的でCBDやTHCほど頻繁に使用はされていません。
鎮静作用・睡眠促進
CBNには、より睡眠を促進する効果があると期待されています。
2012年に米国にて報告された研究では、CBNによってラットの覚醒を減少させ、結果として、睡眠時間が延びたということが分かりました。
睡眠時間が伸びることに加えて、眠りにつくまでの入眠時間も短縮できることが分かっています。
他にも、酸化作用、鎮痛作用、抗菌作用、など様々な効果があると期待されています。
今後、さらにCBNに関する研究は行われ、新たな効果や利用方法が見出される可能性は高いです。現在では治療困難な難病に対する効果的な選択肢となる場合もあるかもしれません。
CBNの製品はどんなのがある
CBNの製品が日本で初めて販売されたのは、世界的企業NATURECAN社のCBNオイルです。
NATURECANの製品は高品質で、安心・安全です。セールを頻繁に行なっているので必見です。
SKEWは、CBDのVAPE (ベイプ)のブランドで、日本国内における人気が非常に高いです。
Amazonや楽天でも販売されています。
CBDほどの種類はありませんが、CBNの製品は他にもあるので、自分好みの商品を見つけて試してみてください！！
CBDは大麻草から抽出された成分のうち、リラックス効果や鎮静効果が認められたもので、現在は医療業界から注目を集めています。
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